三田評論ONLINE

【祝! 塾高野球部甲子園優勝】
【甲子園 Photo News】慶應義塾高等学校107年ぶりの夏の甲子園制覇

2023/10/10

8月23日、阪神甲子園球場において、第105回全国高等学校野球選手権記念大会の決勝戦が行われ、慶應義塾高等学校は仙台育英学園高等学校(宮城県)を8‐2で破り、優勝を果たした。夏の甲子園優勝は、慶應義塾普通部として優勝した1916年の第2回大会以来2度目の快挙となる。真紅の大優勝旗が107年ぶりに義塾に戻った。大会期間中は塾生、塾員など多くの観客が球場に詰めかけ、グラウンドは大声援に包まれた。

毎試合熱戦を繰り広げた塾高ナイン。攻守がかみ合い、全国の強豪校を打ち破った。投げては、準決勝の土浦日大戦で完封を果たしたエース小宅雅己君(2年)を軸に、鈴木佳門君(2年)、松井喜一君(3年)の継投が功を奏した。打撃では延末藍太君(3年)が3回戦の広陵高校戦で5打点をあげるなど、塾高打線は積極的な攻めの姿勢を崩さず、投手陣の好投を支えた。

夏の甲子園優勝までの軌跡

 決勝  8月23日  対仙台育英(8‐2)
 準決勝  8月21日  対土浦日大(2‐0)
 準々決勝  8月19日  対沖縄尚学(7‐2)
 3回戦  8月16日  対広陵(6‐3)
 2回戦  8月11日  対北陸(9‐4)

 神奈川大会決勝 7月26日 対横浜(6‐5)

優勝を決めた翌々日、日吉台球場でのメンバー(8月25日)
日吉で行われた優勝報告会での大村昊澄主将から阿久澤校長へ の優勝旗の授与(9月2日)
高等学校第一校舎に掲げられた優勝の垂れ幕
日吉商店街からも祝福
横浜市庁舎は三色旗のライトアップで彩られた
*写真は本誌より抜粋
  • 1
カテゴリ
三田評論のコーナー

本誌を購入する

関連コンテンツ

最新記事