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【KEIO Photo Report】
2024年12月号:KEIO Photo Report

2024/12/05

「藤山一郎がゆく!」展と関連イベント開催

12月14日まで、福澤諭吉記念慶應義塾史展示館にて、2024年度秋季企画展「藤山一郎がゆく!──「若き血」から国民栄誉賞まで」が開催されている。11月2日には、三田演説館にて、義塾ゆかりの音楽家、藤山一郎の長女・市川たい子君、孫の市川卓広君を迎え、トーク&コンサート「藤山一郎を語り、聴き、歌う」が開催された。コンサートでは應援指導部の演奏による義塾のカレッジソングのほか藤山ゆかりの名曲が生演奏・生歌唱で披露され、来場者も一体で歌うにぎやかな会となった。

撮影 岸 剛史、竹松明季

2024年慶應連合三田会大会

10月20日、日吉キャンパスにて、2024年慶應連合三田会大会が開催された。多くの塾員やそのご家族が来場し、今年のスローガン「おかえり」にふさわしい1日となった。メイン会場の日吉記念館で行われた記念式典では、麻生泰慶應連合三田会長が就任後初となる会長挨拶を行った。式典終了後は引き続き、トークイベント「大地震発生から10カ月 能登にエールを!」が行われた。大会には15,000人を超える参加者が集った。

撮影 竹松明季

CEMS MIM Programmeシンポジウム開催

11月6日、三田キャンパス東館G-Labにて、CEMS MIM (Master’s in Management) Programme のシンポジウム「“国際化”の時代における新しいリーダー像」が開催された。企業や同プログラムで国際経営学修士の学位取得を目指す塾生らが参加し、基調講演やパネルディスカッションに熱心に聴き入っていた。

撮影 岸 剛史

第14回サイバーセキュリティ国際シンポジウム

10月30日~11月1日、三田キャンパス西校舎ホールにて、第14回サイバーセキュリティ国際シンポジウム「国家安全保障、経済安全保障、社会保障のためのデジタル・サイバー安全保障戦略」が開催された。政府関係者、企業関係者、大学関係者、塾生等約600名が参加し、サイバーセキュリティのデジタル化を可及的速やかに作り上げることの重要性について活発な議論が交わされた。

撮影 岸 剛史

「Land-scape お持ち帰りできる風景」展

12月6日まで、慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo、三田キャンパス東別館)にて、「Land-scape お持ち帰りできる風景」展が開催されている。本展では写本や稀覯本、版画や写真、絵葉書や旅の道具などが展示され、中世からの風景を再創造する営みを紹介しており、ゲストを招いてのギャラリートークも人気を博している。

クロード・ロラン『真実の書』1777 年(慶應義塾図書館蔵)

「冨井大裕 モノコトの姿」展

慶應義塾大学アート・センターでは、翌1月24日まで、「SHOW-CASE PROJECT Extra-1 冨井大裕 モノコトの姿」展が開催されている。本展示は、既成品を用いて独自の眼差しでその新たな側面を見出す作品で知られる、美術家・冨井大裕氏との展示プロジェクトの第1回目となる。冨井氏と同センターは本年から3年にわたり、同じ展示室に連続してアプローチする創作活動に取り組んでいく。

撮影:柳場大 ©Motohiro Tomii, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
撮影:柳場大 ©Motohiro Tomii, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

第23回矢上賞授賞式・授賞記念講演会

10月26日、第23回矢上賞授賞式典および講演会がZoomウェビナーを利用したハイフレックス形式にて開催された。今年度は起業・創業支援を目的とした「矢上賞(起業支援)」受賞者への表彰・企業紹介も行われ、矢上賞は細川陽介君(2007理工修)、八井崇君(1995理工)、正本和人君(2004理工博)の3氏に、矢上賞(起業支援)は村中健一君(2013理工修)、関根大輔君(2013理工修)の2氏に贈られた。

撮影 岸 剛史

2024年度福澤賞・義塾賞

慶應義塾では、教職員を対象として、「福澤賞」、「義塾賞」を授与し、その業績をたたえている。本年度は「福澤賞」2名、「義塾賞」15名を決定し、11月1日、三田演説館にて表彰式が行われた。

撮影 橋本写真館

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