【KEIO Photo Report】
2024年8月号:KEIO Photo Report
2024/08/06
国際刑事裁判所赤根智子所長講演会
6月12日、国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長が来塾し、三田キャンパス北館ホールにて、「ICCは世界の刑事司法の発展に寄与できるのか」と題して講演を行った。フィリップ・オステン法学部教授との対談も行われ、赤根氏は約200名の塾生らに向け、国際社会における法の支配の重要性を説いた。また、今回の訪問で、慶應義塾とICCは基本合意書(MoU)を締結し、今後、国際刑事法等の学問領域における研究上の交流が図られることとなった。
撮影 竹松明季
「オープンキャンパス2024~講義編~」開催
6月30日と7月7日の2日間、日吉キャンパスにて、「オープンキャンパス2024~講義編~」が開催された。学部ごとの学部説明や模擬講義を中心としたもので、各学部の教員が学部の特徴や授業内容、最新の研究を説明した。両日合わせ約8,000名の参加者が訪れ、受講者は講師の話に熱心に耳を傾けていた。
撮影 岸 剛史
Keio Research Showcase Special Contents Series Vol.1
7月11日、三田キャンパスにて、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)主催による「Keio Research Showcase Special Contents Series Vol.1」が開催された。歌手の一青窈君(2000環)を招き、「ことばの交錯、学びの連環」と題して、慶應義塾大学理工学部の牛場潤一教授、同大学院法務研究科の山本龍彦教授(KGRI副所長)と鼎談を行った。異分野交流や領域横断的な対話の重要性、AI時代の「大学」のあるべき未来について語り合い、会場からはさまざまな質問が寄せられた。
撮影 岸 剛史
1万円札最終製造券贈呈式
7月3日、日本銀行本店にて、日本銀行券の贈呈式が行われ、植田和男日銀総裁から伊藤公平塾長へ1万円紙幣の最終製造券が贈呈された。1984年、2004年発行の1万円券の2号券と最終製造ロットにあたる「ZE300000X」の記番号券は、銀行券広報に協力してきたことに対する慶應義塾への感謝状とともに、慶應義塾史展示館で展示されている。
写真 竹松明季
慶應義塾史展示館企画展「慶應義塾と戦争」
6月18日より、慶應義塾史展示館2024年度春季企画展「慶應義塾と戦争──モノから人へ」が始まった。これに関連し、7月18日には「戦争遺跡としてめぐる三田キャンパスツアー」が開催され、参加者は福澤邸跡や図書館旧館屋根裏等を巡った。
写真 竹松明季、岸 剛史
教養研究センター主催講演会「AI時代の高等教育」
7月10日、日吉キャンパスにて、教養研究センター主催の講演シリーズ「情報の教養学」が開催され、伊藤塾長による「AI時代の高等教育」と題した講演が行われた。伊藤塾長は「智」の総和を向上させるための課題や実現性について語った。その後、参加した塾生から途切れることなく質問が寄せられ、熱気に満ちた、活発な質疑応答がなされた。
撮影 岸 剛史
メディア・コミュニケーション研究所公開講座
6月27日、三田キャンパスにて、2024年度春学期メディア・コミュニケーション研究所公開講座が開催された。作家の永井紗耶子君(2000文)を講師に招き、「歴史、物語からジャーナリズムを考える」と題して講演会が行われた。歴史小説で直木賞を受賞した永井君の言葉に聴講者は熱心に聴き入っていた。
撮影 竹松明季
第35回七夕祭
7月6日、7日、湘南藤沢キャンパスにて第35回七夕祭が開催された。今年は「三原色」をコンセプトに、屋内外でさまざまなパフォーマンスが繰り広げられた。両日合わせて約15,290人が来場し、キャンパス全体が賑わいに包まれた。初日には恒例の花火が打ち上げられ、キャンパスの夜空を華々しく飾った。
写真 岸 剛史
薬学部長主催WPI-Bio2Qミニシンポジウム、ワークショップ
7月12日、芝共立キャンパスにて、慶應義塾大学「ヒト生物学‐微生物叢‐量子計算研究センター(WPI-Bio2Q)」のミニシンポジウムとサテライトワークショップが開催された。ハーバード大学医学大学院の梶村真吾教授による講演や、若手研究者の海外留学をテーマとするワークショップに、約200名の塾生・教員が参加。活発な質疑応答が交わされ、熱気溢れる1日となった。また、16日には信濃町キャンパスにて、梶村教授の公開セミナーが開催された。
写真 竹松明季
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