【KEIO Photo Report】
2024年7月号:KEIO Photo Report
2024/07/08
CRIK信濃町開設
5月29日、信濃町キャンパス2号館9階に慶應義塾大学信濃町リサーチ&インキュベーションセンター(CRIK信濃町)が完成し、開所式が開催された。同センターは医療・ヘルスケア分野を中心とする共同研究開発やスタートアップ企業の創出を支援する拠点として整備され、慶應義塾大学医学部・病院各分野の専門家とスタートアップや大手企業がコラボレーションし、さらなるイノベーションを育て社会的価値を創造する「場」となることが期待されている。
撮影 竹松明季





幼稚舎創立150周年記念式典
5月30日、日吉記念館において、幼稚舎創立150周年記念式典が開催された。在校生、保護者、卒業生をはじめ、慶應義塾および幼稚舎関係者約3000名が出席した。式典では創立150周年記念曲「青空ポケット」「幼稚舎家族」「ペンの指す方へ」が披露され、作曲を務めた若松歓君(1978年幼稚舎卒)、千住明君(1973年幼稚舎卒)の指揮の下、150周年式典合唱団と幼稚舎生全員による合唱が彩りを添えた。
撮影 岸 剛史





150周年を迎えた幼稚舎の風景
天現寺の幼稚舎は日々活気に満ち溢れている。シンボルツリーのケヤキは2021年1月に1本が老朽化により伐採されたが、残されたもう1本の周りを幼稚舎生が元気に駆け回っている。
撮影 竹松明季



アンワル・イブラヒム・マレーシア首相による井筒俊彦記念講演会
5月24日、三田キャンパスにて、マレーシアのアンワル・イブラヒム首相による講演会「A Feast of Civilisations: The Life and Mind of Toshihiko Izutsu」が開催され、学生・教職員など約130名が参加した。アンワル首相は慶應義塾大学名誉教授でイスラーム学者だった井筒俊彦によるコーランの日本語訳を偉業の1つとして讃え、井筒が用いた「共感」の、今日の世界における重要性を述べた。講演後には質疑応答が行われ、会場の参加者は終始アンワル首相の言葉に真剣に聞き入っていた。
撮影 岸 剛史





理工学部ホームカミングデー
6月15日、矢上キャンパスにて、理工学部ホームカミングデーが開催された。1974年、84年、94年、2004年、14年卒業・理工学研究科修了の同窓生約250人が招待された。卒業生の講演会、学部・研究科の近況報告、各施設の見学会等が行われ、集った卒業生たちはキャンパス各所で旧交を温めあった。
撮影 岸 剛史



第93回北里記念式
6月12日、信濃町キャンパス北里講堂にて、第93回北里記念式が開催された。式典では三四会賞(北里賞・北島賞)の授賞式が行われ、北里賞に高橋勇人慶應義塾大学医学部皮膚科学准教授、北島賞に鳴海覚志慶應義塾大学医学部小児科学教授が選ばれた。授賞式後には受賞者による講演が行われた。
撮影 竹松明季



「大日本蹴球協会杯」返還式
5月22日、日本サッカー協会にて、大日本蹴球協会杯(現天皇杯)の返還式が行われ、同杯が縣恵一三田ソッカー倶楽部会長より宮本恒靖日本サッカー協会会長に返還された。大日本蹴球協会杯は1935年から1940年まで、全日本蹴球選手権大会(現天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会)の優勝チームに授与されていた。1940年の慶應義塾体育会ソッカー部優勝以降、同部に保管され、このほど存在が確認されたことで返還に至った。



湘南藤沢中等部・高等部新グラウンドが開設
6月6日、湘南藤沢中等部・高等部の新グラウンドが完成し、オープニングセレモニーが開催された。富士山が一望できるロケーションで、今後はソフトボールやミニサッカーなど中高生の体育やクラブ活動の拠点として活用される。オープニングセレモニーでは伊藤塾長が始球式を行った。



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