1月10日、第189回福澤先生誕生記念会が三田キャンパス西校舎ホールで開催された。幼稚舎生、横浜初等部生による「福澤諭吉ここに在り」、ワグネル・ソサィエティー男声合唱団による「日本の誇」の合唱に続き、伊藤公平塾長から年頭の挨拶があった。その後、作家の荒俣宏君が「わが『福澤伝』を語る」と題して記念講演を行った。記念講演後、福澤博之君が福澤家を代表して挨拶に立った。式典終了後は、同ホールにて「新年名刺交換会」が行われ、評議員会議長の岩沙弘道君の挨拶の後、新年の挨拶が交わされた。　

撮影　岸　剛史

福澤先生誕生記念会では、「第48回小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」表彰が行われ、伊藤公平塾長から5名の受賞者に賞状が授与された。記念会終了後には受賞者と審査員など関係者による懇談が行われた。

撮影　岸　剛史

昨12月20日、日吉キャンパスにて、「2023塾生会議」が取りまとめた最終提言の発表が行われ、塾長に提出された。日々の学生生活で得た気づき、社会に対する問題意識をもとに、1年間の学びを反映した力強い提言が数多く寄せられた。これらの提言は伊藤塾長を中心に検討・議論が重ねられる予定である。

昨12月10日、日本橋髙島屋三井ビルディング日本橋ホールにて、第8回健康医療ベンチャー大賞リーグ横断最終審査会が開催された。同賞は慶應義塾大学による日本初の医学部主催ビジネスコンテストで、学内外から100を超える応募があった。デジタルアートとセンサーを活用した障害児者向けリハビリツール「デジリハ」が総合優勝となり、学生部門では猪村真由君（看4）による、小児科病棟に長期入院する患者向けのプログラム「Child Play Labo」が優勝した。

撮影　竹松明季

昨12月22日、三田キャンパスにて、国際連携担当理事主催招待会が行われた。4年ぶりの開催となった今回、約90名の留学生と義塾の国際化に携わる約50名の教員が参加し、土屋大洋常任理事らから義塾で学ぶ留学生に向けて激励の言葉が贈られた。

撮影　竹松明季

1月6日、信濃町キャンパス北里講堂にて、第19回白衣式が挙行された。1月から臨床実習に進む4年生（105回生106名）が出席。患者さんへの誠実な心を再認識し、医師を目指す者としての心構えを新たにする本式典で、105回生は「誓いの言葉」を斉唱し、医師への新たな一歩を踏み出した。

撮影　岸　剛史

昨12月21日、三田演説館にて、第712回三田演説会が開催された。太田昭子名誉教授が「ヴィクトリア朝の岩倉使節団──幕末維新期における文化接触と〈知〉をめぐる旅」をテーマに講演した。岩倉使節団によるヴィクトリア朝英国での教育視察についての講演に聴衆は聴き入っていた。

撮影　竹松明季

昨12月19日、体育会野球部が東京六大学野球2023秋季リーグ戦で4季ぶり40回目の優勝を果たしたことを祝し、パレードおよび三田山上での優勝祝賀会が開催された。東京タワー前から三田キャンパスまでのパレードには約2,500人が詰めかけた。優勝祝賀会は配信も行われ、塾生や塾員、地域の方々約3,400人が参加し、喜びを分かち合った。

撮影　竹松明季