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【KEIO Photo Report】
2021年2月号:KEIO Photo Report

2021/02/06

第186回福澤先生誕生記念会

1月10日、第186回福澤先生誕生記念会が三田キャンパス西校舎ホールで開催された。今年は新型コロナウイルスの感染状況をふまえ、参加者を学内関係者に限定し、動画中継の形での開催となった。長谷山彰塾長の年頭の挨拶、評議員会議長の岩沙弘道君からの挨拶の後、米山光儀教職課程センター教授が「福澤諭吉と社会教育」と題して記念講演を行った。講演後は福澤家を代表して福澤雄吉君から挨拶があった。

撮影 石戸 晋

小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト表彰

福澤先生誕生記念会の中で、「第45回小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」表彰が行われ、塾長から4名の受賞者に授与される賞状が読み上げられ、小論文コンテストの審査委員代表として早川浩君が講評を述べた。例年記念会終了後、受賞者を囲んで審査委員などとの懇親会を開催しているが、今年は初のオンラインでの実施となり、審査委員による講評や、受賞者やそのご家族からの挨拶など、Zoomを通じての交流が行われた。

撮影 石戸 晋ほか

慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL 2020)開催

昨12月18日、慶應義塾先端科学技術研究センター(KLL)の主催で第21回慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL 2020)が開催された。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインでの開催となり、矢上キャンパスに設置した仮設スタジオから、シンポジウムセッションやショートプレゼンテーションが配信された。今年は初めて医学部が共催となり、様々な医工連携の成果も発表された。

撮影 竹松明季

開館を待つ福澤諭吉記念慶應義塾史展示館

本年5月、三田キャンパス慶應義塾大学図書館旧館内に「福澤諭吉記念慶應義塾史展示館」が開館となる予定である。福澤諭吉と慶應義塾を近現代史上に位置付ける当館の内部は着々と準備が進められている。

撮影 岸 剛史ほか

グランドオープン近づくKeMCo

本年4月に慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)がいよいよグランドオープンとなるが、1月14日、東別館内の収蔵庫の使用開始にあたり、春日神社の宮司によるお祓いが行われた。また、オンライン展覧会「Keio Exhibition RoomX:人間交際」も会期が延長され2月28日までとなった。

撮影 岸 剛史ほか

箱根駅伝、関東学生連合代表として塾生が力走

1月2日、第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)において、塾競走部の杉浦慧君(法学部政治学科3年)が関東学生連合チームの主将として往路5区の山登りを力走した。

写真提供 アフロ

慶應義塾大学は残念ながら、チームとしての出場は4半世紀以上遠ざかっているが、89年前の1932(昭和7)年に唯一の総合優勝を果たした当時の写真も併せてご紹介する。(慶應義塾福澤研究センター所蔵

1932年箱根駅伝優勝時に三田通りの商店(正門のすぐ左にあった多田質店・三色屋)の家族と撮影した優勝チームの集合写真(髙橋よし子氏寄贈)。後列で優勝旗を持つのが北本氏。
1932 年に10 区を走り慶應を逆転優勝に導いた北本正路氏の箱根駅伝区間記録メダル(1931 年のもの。この年も10区を走り、1 時間12 分18 秒と記されている。子息の北本正旻氏[塾員]寄贈)。
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