三田評論ONLINE

【KEIO Photo Report】
2021年1月号:KEIO Photo Report

2021/01/12

第62回三田祭開催

11月22、23日の2日間、第62回三田祭が開催された。今回は新型コロナウイルス感染症の影響により、歴史上初めてオンラインを駆使した開催となった。キャンパスでは無観客の開催となったが、YouTube Live によるリアルタイム配信や動画の事前収録により約200団体が参加。中庭に設置されたメインステージや室内ホールのステージでは、感染防止策を徹底した上で、出演者による華やかなライブパフォーマンスが行われ、オンライン参加の観客へ熱気を届けた。

撮影 石戸 晋

第25回慶應医学賞授賞セレモニー開催

11月30日、信濃町キャンパス二号館大会議室にて、第25回慶應医学賞授賞セレモニーが、初めてオンラインで開催された。今回は「革新的な分子イメージングの開発による生命現象の解明」の研究テーマで国立研究開発法人理化学研究所チームリーダーの宮脇敦史博士(塾員)が、「シングルセル解析技術から生命複雑系の理解へ」の研究テーマで米国バイオテクノロジー企業Genentech Research and Early Development(米国)のアヴィヴ・レゲフ博士がそれぞれ受賞した。

撮影 竹松明季

福澤先生ウェーランド経済書講述記念講演会

コロナ禍のため、例年より6カ月ほど遅れ、12月2日、三田キャンパス西校舎ホールにて福澤先生ウェーランド経済書講述記念講演会が開催され、池田幸弘経済学部長が「福澤諭吉と経済という言説:新旧両理念のはざまで」という演題で講演した。例年は三田演説館を会場にしているが、今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、西校舎ホールで距離を取って着席する形式で実施、聴講者は講演に熱心に耳を傾けていた。講演録は2021年2月号に掲載予定。

撮影 竹松明李

日本留学フェア "Experience Japan Exhibition 2020 Online"

11月21日、慶應義塾大学は、日本留学フェア "Experience Japan Exhibition 2020 Online" を主催した。この留学フェアは、2011年から毎年、ロンドンで開催していたが、今回は、新型コロナウイルスの影響で初のオンライン開催となった。オンラインになったことで、英国だけでなく、世界中から、例年を大幅に上回る1,353人が「来場」し、コロナ禍にあっても変わらない、日本留学への関心の高さがうかがえた。

体育会各部の活躍──早慶戦

2020年はコロナ禍のもと、体育会各部も練習や対外試合の実施に非常に苦慮した。そのような中、昨秋、様々な工夫を凝らして行われた、空手、ボクシング、少林寺拳法の3部の早慶戦は、いずれも慶應が勝利。困難に耐え抜き、歓喜の瞬間が訪れた。

撮影 竹松明季ほか

空手部
ボクシング部
少林寺拳法部

新春対談

世界中がコロナ禍に見舞われた2020年。本年が少しでも明るい年になることを願い、元世界保健機関(WHO)事務局長補で感染症対策が専門の中谷比呂樹君(現慶應義塾大学KGRI特任教授)と長谷山塾長との新春対談が行われた。新型コロナウイルス感染の動向から、ポストコロナを見据えた大学、そして人間交際のあり方まで話は多岐に及んだ。

撮影 岸 剛史

第26回塾長杯ソフトボール大会

11月28、29日の2日間、日吉キャンパス陸上競技場にて、徹底した感染対策のもと、第26回塾長杯ソフトボール大会(本選)が開催された。決勝は昨年王者の「吉田JAPAN」(日吉の体育授業で結成されたチーム)と「APRISOFTBALL」( 公認団体: 杏葉硬式庭球会の有志チーム)が対戦、吉田JAPANが2連覇を果たした。 

撮影 石戸 晋

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