【その他】
【社中交歓】パイナップル
2021/09/15
パインアメと共に
お蔭様で弊社は70周年を迎えました。パインアメは1951年に誕生し、70年の歴史を経て、人が口に含んだ時の心の癒しを提供し続けています。
パイナップルとバナナは戦後、貴重品でした。そのパインの穴あきの形をキャンディに活かして、不易流行で様々な改良を加えて、今に至ります。
昨年、多くの需要に応えるべくパインアメ専用の新工場が完成し、稼働しています。
「たかがキャンディ、されどキャンディ」
不思議な飴です。
常にチャレンジする社風、突然のひらめきそして創意と工夫を大切にし、自分の感性を信じて勇気をもって立ち向かえれば、たとえ失敗しても、それは決して無駄にならないというDNAが弊社にあります。
常に考えるべきは
「お客様の何かの不足を解決する為に、我々に何が出来るだろうか? その対応の為に、我が社は存在する」
と言っても過言ではありません。
台湾パイナップル
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朝枝 伸(あさえだ しん)
三台会(日本台湾交流三田会)会長・1978商
夏になると台湾駐在時によく食べた芯まで甘くておいしい台湾パイナップルを思い出す。
コロンブスが新大陸で発見し、世界中に広がったと言われるパイナップルだが、台湾では戦前日本人の手によってパイナップル産業の近代化が進められたそうである。
パイナップルは葉が吉兆の鳥「鳳凰」の尻尾に似ている事から、幸運を呼ぶ縁起の良い果物として「鳳梨」と書き、フルーツ王国台湾でも人気が高い。
今年初めに、一番の輸入国であった中国が中台対立を背景に台湾産パイナップルを輸入停止にして台湾が窮地に陥ったところ、日本が救いの手を差し伸べ、国内での拡販支援運動が広がって、台湾から感謝の声が上がっている。東日本大震災で台湾から大きな支援を受けた日本と台湾の絆の強さを示す出来事で、台湾三田会に所属した駐在経験者が多い三台会のメンバーにとっては心温まる気持ちだ。スーパーの店頭で見かける機会が多くなった台湾パイナップルを、この夏一度味わってみては如何だろうか。
風味絶佳
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知花 いづみ(ちばな いずみ)
日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員・1994総・97法修
パインは健康の味方!
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本田 由佳(ほんだ ゆか)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任准教授
※所属・職名等は本誌発刊当時のものです。
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上田 豊(うえだ ゆたか)