【KEIO Photo Report】
2025年7月号:KEIO Photo Report
2025/07/08
伊藤公平塾長再選、新常任理事決まる
5月27日の慶應義塾理事会において、伊藤公平塾長および常任理事12名が選出された。任期は5月27日から4年間である。この度、塾長を補佐し大学の業務全体の統括や調整を担うため副学長が新設され、北川常任理事、岩谷常任理事が任命された。
撮影 岸 剛史

シェイハ・ファーティマ・アラビック・ラーニングセンター開所式
5月21日、日吉キャンパス第3校舎にて、シェイハ・ファーティマ・アラビック・ラーニングセンター(ALC)」の開所記念式典が行われた。本センターは、アラブ首長国連邦(UAE)シェイハ・ファーティマ皇太后の支援のもと外国語教育研究センター内に設立され、アラビア語教育とアラブ文化の理解を目的とする新たな学びの拠点となる。式典では同国マイサー・アルシャムスィー大臣による記念講演が行われた他、アラブ料理の提供イベント等の特別企画が実施され、アラブ文化に触れる貴重な機会となった。





薬学部長主催特別講演会「世界の創薬の現状と日本の課題」
6月4日、芝共立キャンパス中講堂にて、2025年度薬学部長主催特別講演会「世界の創薬の現状と日本の課題──産業からの視点──」が行われた。中外製薬株式会社名誉会長の永山治氏(慶應義塾評議員)を講師に迎え、製薬会社の視点から医薬品産業の世界的な動向と日本の位置づけについて講演を行った。第2部では「不確実な時代を生き抜くために、今何をなすべきか?」と題したラウンドテーブルディスカッションが行われ、参加者と活発な議論が交わされた。





第94回北里記念式
6月12日、信濃町キャンパス北里講堂にて、第94回北里記念式が行われた。式典では三四会賞(北里賞・北島賞)の授賞式が行われ、北里賞に三上洋平慶應義塾大学医学部内科学(消化器)准教授、北島賞に片岡雅晴産業医科大学医学部第二内科学教授と安田浩之慶應義塾大学医学部内科学(呼吸器)准教授が選ばれた。授賞式後には受賞者による講演が行われた。
撮影 竹松明季





メディア・コミュニケーション研究所公開講座
6月16日、三田キャンパス北館ホールにおいて、メディア・コミュニケーション研究所主催の公開講座「パブリックポリシーとルールメイキングへの働きかけの実際──日本が国としてソフトパワーを活力につなげるために」が行われた。ネットフリックス合同会社ディレクター公共政策担当の杉原佳尭氏を講師に迎え、企業活動におけるルール作りの重要性やその手法について講演が行われ、聴講者は熱心に耳を傾けていた。
撮影 竹松明季



「夢みる!歌麿、謎めく?写楽」展
6月号の本欄で紹介した、慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)での「夢みる!歌麿、謎めく?写楽──江戸のセンセーション」展が6月3日にオープンし、好評を博している。江戸時代後期を代表する浮世絵師、喜多川歌麿と東洲斎写楽を中心に、蔦屋重三郎の関連資料や同時代の絵師たちの作品も紹介されており必見の展示となっている。
撮影 村松桂(カロワークス)ほか



2025年度体育会新入部員宣誓式
6月13日、三田キャンパス西校舎ホールにて、2025年度体育会新入部員宣誓式が行われ、800名を超える新入部員を迎えた。第1部では新入部員を代表してレスリング部の岡澤ナツラ君(法1)が宣誓を行った。第2部となるオリエンテーションでは、体育会各部の活動がVTR放映された他、一部リーグで活躍する部の主将から新入部員へ熱いメッセージが送られた。
撮影 竹松明季



三人閑談「プラネタリウムを見上げて」
慶應義塾高校にプラネタリウムがあるのはご存じだろうか。1973年に作られた五藤光学研究所製のGS-8-S型は、地学の授業や地学研究会の活動等に活用されている。今号の三人閑談「プラネタリウムを見上げて」は、明石市立天文科学館館長の井上毅氏、五藤光学研究所代表の五藤信隆氏、慶應義塾高校の松本直記教諭にプラネタリウムの魅力について語っていただいた。


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