三田評論ONLINE

【KEIO Photo Report】
2021年12月号:KEIO Photo Report

2021/12/07

東京六大学野球秋季リーグ戦優勝

10月31日、東京六大学野球2021秋季リーグ戦早慶戦2回戦において、慶應義塾体育会野球部は3対3で引き分けたことにより優勝が確定した。2021年春に続き、39回目の優勝。春秋連覇は義塾野球部史上4回目となる。優勝パレードは実施されなかったが、優勝祝賀会は関係者のみで三田キャンパス西校舎ホールで実施され、その模様がYouTube Liveを利用したインターネットで中継された。

撮影 竹松明季、日詰眞治

YouTube Live で中継された優勝祝賀会(三田キャンパス西校舎ホール)

慶應医学賞受賞者と塾長が対談

三田キャンパス東館ホールにて、第26回慶應医学賞受賞者と伊藤塾長の対談が行われた。本年の慶應医学賞は「生命活動において重要な機能分子の構造生物学的研究」の研究テーマによって東京大学大学院理学系研究科教授の濡木理(ぬれきおさむ)博士が、「メッセンジャーRNAワクチン開発につながる基礎研究」の研究テーマによって米国ペンシルバニア大学医学部客員教授のカタリン・カリコ博士が受賞。10月26日は、カリコ博士がハンガリーご出身という縁で、駐日ハンガリー大使館のパラノヴィチ・ノルバート特命全権大使も参加され、Zoomでの対談が行われた。また、11月8日は濡木博士が来塾され、伊藤公平塾長からメダルと賞状が授与された。

撮影 石戸 晋ほか

カタリン・カリコ博士(画面右)と伊藤塾長
濡木理博士
収録後の記念撮影

「我に触れよ(Tangite me)」展関連イベント

11月1日より6日まで、旧ノグチ・ルーム(三田キャンパス南館)の特別公開が行われた。旧ノグチ・ルームは1951年に谷口吉郎の設計で第二研究室が建てられた際に米国の彫刻家イサム・ノグチがデザインし、2005年に南館ルーフ・テラスに形を変えて移設された。特別公開は慶應義塾ミュージアム・コモンズおよびアート・センターで開催中の「我に触れよ(Tangite me):コロナ時代に修復を考える」展の関連イベントとして行われた。また、同6日にはシンポジウムが、17日にはギャラリートーク「修復家と見る《福澤諭吉還暦祝 灯台》」がオンラインで開催されたほか、11月5日には塾生対象の触覚鑑賞ワークショップ「彫刻を洗って、磨いて、見る」も行われた。

撮影 岸 剛史ほか

伊藤塾長による講演会

11月10日、日吉キャンパスにて行われた教養研究センター主催の講演シリーズ「情報の教養学」に伊藤公平塾長が登壇し、学生・教職員を前に「塾生としての理想の追求」と題した講演を行った。伊藤塾長は学生に向けて、50年後にこの社会を自分たちが作り上げたことを誇りに思えるような、想像力豊かに学問を使いこなす全世界の先導者となってほしいとエールを送った。

撮影 石戸 晋

2021年度 福澤賞・義塾賞

慶應義塾では、教職員を対象として、「福澤賞」、「義塾賞」を授与し、その業績をたたえている。本年度は「福澤賞」2名、「義塾賞」14名を決定し、11月12日に表彰式が行われた。

カテゴリ
三田評論のコーナー

本誌を購入する

関連コンテンツ

最新記事