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【KEIO Photo Report】
2020年2月号:KEIO Photo Report

2020/02/06

第185回福澤先生誕生記念会

1月10日、第185回福澤先生誕生記念会が三田キャンパス西校舎ホールで開催された。満員の会場では、幼稚舎生による「福澤諭吉ここに在り」、ワグネル・ソサィエティーによる「日本の誇」の合唱に続き、長谷山彰塾長から年頭の挨拶があった。その後、西澤直子福澤研究センター教授(同センター副所長)が「認めあう社会―澤諭吉の女性論・家族論に学ぶ」と題して記念講演を行った。

記念講演後、福澤武君が福澤家を代表して挨拶に立ち、引き続いて「小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」表彰が行われた。式典終了後は、学生食堂ホールにて「新年名刺交換会」が行われ、賑やかに新年の挨拶が交わされた。

撮影 竹松明季

薬学ホームカミングデー/芝共薬祭

昨12月21日、第1回となる薬学ホームカミングデーが芝共立キャンパスで開催され、薬学部の前身である共立薬科大学を卒業・修了して50年、40年、30年、20年を迎えた方々と、慶應義塾大学薬学部または大学院薬学研究科を卒業・修了して10年を迎えた方々が招待された。10月の台風19号の影響で延期開催となったにもかかわらず、約100名の卒業生が集まった。また、12月21日、22日の両日、第12回芝共薬祭が同キャンパスにて開催され、延べ1,100名を超える来場者が訪れた。

撮影 岸 剛史

第24回慶應医学賞授賞式

昨12月19日、信濃町キャンパスの北里講堂にて、第24回慶應医学賞授賞式が行われた。本年は「Wnt シグナルによる幹細胞と臓器形成制御」の研究テーマによってユトレヒト大学医療センター教授のハンス C. クレバース博士が、「IL-6 の発見から医学への応用」の研究テーマによって大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授の岸本忠三博士がそれぞれ受賞した。

撮影 岸 剛史

白衣式

1日10日、信濃町キャンパス北里講堂にて、第15回白衣式が挙行された。式典では天谷雅行医学部長、北川雄光病院長らから臨床現場での実習を開始するにあたり、医療人としての心得と餞の言葉が送られた。その後、学生一人ひとりに白衣を着せていく白衣授与が行われ、学生自ら作成した「誓いの言葉」を斉唱した。

撮影 石戸 晋

完成迫る、新しい「日吉記念館」

日吉記念館の建て替え工事は、本年3月の竣工が目前となっている。日吉記念館は、建て替え後は、地上4階、地下2階建て(以前は地上3階、地下1階建て)に生まれ変わり、6,500人だった収容人数は約1万人と大幅に増え、アリーナ面積も広がり体育施設として環境の充実が図られることになる。竣工後、初めてのイベントとして学部卒業式が予定され、また、夏には東京2020英国オリンピック・パラリンピックチームの事前キャンプにも利用される予定である。

正面 外壁上部に大きく「KEIO UNIVERSITY」のサイン
ステージ正面に位置するスタンド席
両サイドの1 ~ 4 階には新たにバルコニー席も設けられる
広々としたステージ
日吉記念館全景(空撮)
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